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高等判事に日系4氏=サンパウロ市内であす祝賀会

5月3日(火)

 サンパウロ州の法務局(トリビュナル・デ・ジュスティッサ)にこのたび四人の日系高等判事が誕生したのを受けて、元高等判事の渡辺和夫氏ら有志は五日、サンパウロ市のセントロ・ブラジレイロ・ブリタニコで祝賀夕食会を主催する。
 新たに高等判事に任命されたのはシクタ・キヨイチ、ウエダ・マサミ、ハタナカ・パウロ、イシハラ・ヨシアキの四氏。
 渡辺氏は「こうした機会に日系の方々に祝ってもらうのは慣例化している。日系人が上がってくれるのは日系社会全体にとっても良いこと。多くの参加を」と呼び掛ける。
 今回一気に四人の日系人が登用された背景には、昨年の憲法改正でトリビュナル・デ・ジュスティッサとトリビュナル・デ・アウサーダが「合併」したことがある。四人はこれまで後者に勤務していた。
 渡辺氏は「彼らがジュスティッサの高等判事になるのは、単に時間の問題だった。それが少し早まっただけ」と話している。
 サンパウロ州の日系高等判事の嚆矢は渡辺氏で、ハナダ・ネルソン、コマツ・ロッケイ、シンタ・パウロ、タツミ・ジョーの各氏がそれに続いた歴史がある。
 個人会費は百二十レアル。二人で二百レアル。午後七時半から。ピニェイロス区フェレイラ・デ・アラウジョ街七四一。
 詳細問い合わせは電話11・3813・9333(ジュリアーナまで)。

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