コラム オーリャ!

 文協評議員会の権威が落ちている。〇三年の民法改正で、直接関与できるのは、予算案と不動産に関してのみらしい。もっといえば、評議員会自体が絶対必要なものでもないようだ。
 先月の選挙でも、会員による直接投票制度に変わったため、以前のように評議員会が新役員を承認するといったこともない。存在感がなくなったことは事実だ。
 もう一つ、その存在意義が忘れられかけた頃、云々されるのがUNENだろう。これは、多くのコロニア有識者が必要なしとの考えを示している。
 地盤沈下が進む二つの組織。どうも評議員会幹部のなかでは、これらを合流させようという考えがあるらしい。
 今月二十一日、UNENの総会が開かれる。評議員会に権限を持たせるため、定款改正までを視野に入れたものになるとの話も。   (剛)

05/6/3