先亡者の追悼法要=沖縄県人会、19日会館で

6月16日(木)

 沖縄県人会(与儀昭雄会長)は十九日午後三時から、同県人会館大サロン(Rua Tomas de Lima72)で第十一回先亡者追悼慰霊法要を行う。曹洞宗仏心寺の采川道昭氏が導師を努め、県系の物故者全員を追善供養する。毎年亡くなった人の名前を記帳している過去帖に、二〇〇四年に亡くなった人の名前も追加記帳した。
 古典音楽協会、古典音楽保存会より十名の先生と筝曲興陽会ブラジル支部、筝曲保存会ブラジル支部の先生ら五名が集まり献楽奉納。その古典十七、八節に合わせて琉球大学帰国留学生の比嘉エライネさん、宮城幸恵イレネさんを中心に献花、献茶の儀を行う。
 献茶奉納の儀はぶくぶく茶ブラジル支部長の瀬名波美恵子先生の好意で、銘苅エレナ恵子さん、米田ルシアナまさみさんが協力する。
 実行委員長の山城パウロさんは「ぜひ先亡者関係者のご家族の方や友人は参加してください」と呼びかけた。