コラム オーリャ!

 雨が降ると寒くなると、よく言う。六月二十日は、冬至だった。地球の反対側の日本は夏至になるわけだが、北海道で夏時間が試験的に導入されている。
 昨年から一部企業などで実施されているもの。退社時間が早まることで商店街の買い物客が増え、冷え込んだ経済を活性化出来るとの思いが込められているという。
 街頭インタビューも、概ね好評。「クールビズ」より、温暖化防止に効果がありそうだ。一方で、労働時間の延長が懸念されている。外が明るいから残業を強いられかねないというのだ。
 ブラジルでは石炭の節約を目的に、一九三一年にスタートした。時代とともにエルギーは変わり、全国規模だったのが今は州によって異なる。七十四年間に、どのくらい省エネ効果があったのだろうか。   (古)

05/6/23