太鼓指導=ソロカバで

7月14日(木)

 [レジストロ]ブラジル太鼓協会が日本太鼓連盟から招いた一級指導員、渡辺洋一講師と直人講師が、去る六月二十九日、ソロカバ文協体育館で指導した。きつい練習にもかかわらず、受講生たちはその猛烈さに耐えた。少年少女たちにとって、大きな自信になったものと思われる。
 この日、参加したのは聖南西地区からはレジストロ、ソロカバ、ピエダーデ、ピラル・ド・スル、カッポン・ボニート、オザスコ、イタペチニンガ。ほかにロンドリーナ、ジュンジアイ、スザノ、サンベルナルド・ド・カンポからも来た。渡辺講師は「ちょっときつい練習です」と言い、両講師が打つ締め太鼓と鉦(カネ)のベース(地)に合わせて、何回も何回も繰り返させた。
 約四十人の参加者は四組に分かれて、講師の合図があるまで打った。腕は汗で光り、歯を食いしばってやり遂げた。(金子国栄さん通信)