「木工細工」教室=熊本県人会=新しい企画

2005年7月30日(土)

 ブラジル熊本県文化交流協会(県人会、福田康雄会長)は、マルシェッタリア(木工細工)の教室を八月十九日に開講する。講師は同会会計理事の明石照久さん(62)。これは、星などの形に模した薄い板を木に貼り、組み合わせて作品を作るもの。
 教室は毎週金、土曜日の二日に分かれて行われる。時間は午前九時から午後一時まで。七週間を一つのコースとして一つの作品を完成させる。「作品はペンたてでも、化粧箱でも何でも自分が作りたいものを作っていいです」と話す。木はインブーヤ、ウルピシャーなどいろいろな木を使用する。
 福田会長は「どんどん新しいことをして県人会に人を集めたい」と意気込む。人が多数集まり次第、絵画教室も開講する予定だ。「将来は、人の意見を聞きながら展示会を開き、絵も一緒に展示したい」と話した。
 受講料は百八十レアル。会員は百二十レアルになる。道具などもこの費用に全て含まれる。一コース十名まで。申し込み連絡先は11・5084・1338に連絡をしてください、とのこと。