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ブラジリア=日本語普及協会の栄誉=外務大臣表彰受ける

2005年8月24日(水)

 【ブラジリア支局】去る十九日、当地日本大使館講堂で、ブラジリア日本語普及協会への平成十七年度外務大臣表彰伝達式が行われた。
 八九年設立以来、ブラジル中西部の日本語普及の中核的団体としての日本語普及、教師育成のみならず、日本文化の紹介にも多大な貢献をした旨の堀村隆彦大使の言葉で、表彰状が手渡された。
 三分一貴美子ブラジリア日本語普及協会理事長も答辞で「栄誉ある表彰状を賜りまして、感涙の極みであります」と冒頭で声を詰まらせる場面もあり、感激の大きさが表れていた。
 「普及協会で三本柱としている日本語普及のモデル校、日本文化普及の各種講座行事、教師育成の研修会の三つの活動に地道に努力した結果が報われた思いであり、 JICAや日本大使館の的を射た支援に対しても感謝とお礼を普及協会一同を代表して申し上げます」と謝意を述べた。
 参列者は、ブラジル中西部日伯協会連合会の柿本満敏会長ほか、幹部や協会関係者だった。今回はブラジリア日本語普及協会という団体に与えられた賞でもあり、副理事長の矢田正江氏、中山遥氏ほか、協会関係者も全員式に参列、受賞を皆で祝いあっていた。

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