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節目重なった富山県=県人会創立45周年=サンパウロ州と提携20周年=慶祝団が来伯へ

2005年10月7日(金)

 ブラジル富山県人会創立四十五周年式典が二十三日午前十時から、ビラ・マリアーナ区の北海道協会サロン(ジョアキン・タボラ街605)で開かれる。
 節目の年に合わせ母県からは、平村国光・富山県南米協会理事長(県議)を団長とする南米親善訪問団約五十人が慶祝に訪れる。
 当日は式典のほか祝賀昼食会、各種のアトラクションを予定。サンパウロ市、国内各支部から四百人の出席が見込まれている。
 日本からの慶祝団は平村団長のほか、塚原鐡二出納長、梅沢直正・北日本新聞社長、山本修県議会副議長、森雅志・富山市長など約五十人。式典後はサンパウロ州ミランドポリスの第三アリアンサ(富山村)などを訪問する予定だ。
 案内に来社した市川良一会長は「先駆者の功績を忘れず、会員の友好の絆をより良いものにする機会にしたい」と語り、来場を呼びかけた。
 また、今年は富山県とサンパウロ州との友好州県提携二十周年にもあたることから、二十四日にサンパウロ州政庁で記念式典が開かれる。
 富山県のブラジル移住は一九一〇年の第二回移民旅順丸にはじまり、戦前戦後を通じて約千八百人が移住した。県人会の設立は六〇年七月三日。現在は約三百家族の会員で活動している。

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