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ペルーの美術グループ=「幸福への道」と交流=老ク連、「100周年」も話し合う

2005年11月11日(金)

 ブラジル日系老人クラブ連合会(重岡康人会長)は、四日午後四時から、先月二十七日から五日まで来伯していたペルー日系高齢者の美術グループ「幸福への道」メンバーとの交流会を開いた。
 絵画展が開催されている文協美術館では、全日本老人クラブ連合会から預かった記念カップを重岡会長から、美術講師のマルハ・アバントさんに贈呈された。
 その後、場所を老ク連サロンに移して交流会が開かれた。そこではブラジル日本移民百周年について、日系社会で開催されている各種イベントについて話が進められた。メンバーからは「ペルーでは個人でカラオケをやっている人はいるけど、ブラジルほど盛んではない」と、両国の違いに驚いている姿も見られた。
 同メンバーはほとんどが二世。山下秀子さん(66)は「とても楽しかった。こちらの老人クラブの様子を知ることができてよかった」。徳田恵美子さん(81)も「皆よくやってるね。老ク連の教室は、油絵はやってないけど、絵を通じて楽しい交流ができた」と満足そうに話していた。

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