「役に立つぞ!」=来週から留学講習会

2006年1月6日(金)

 asebex(日本留学生研修員ブラジルOB会=カシマタ・エドワルド会長)は、九日(日)から二月三日(金)まで、二〇〇六年度に日本へ留学する者を対象とした講習会を岩手県人会会館(Rua tomas gonzaga95-liberdade)で開催する。
 留学生は主に、県費留学生、県費研修員、文部科学省留学生、JETプログラム研修員、JICAボランティアなどが含まれる。初日は、開会式および講習会についての説明が行われる。
 研修生から「役に立った」と評判の、日本の礼儀作法については、川村真倫子松柏学園園長が講師を努める。そのほか自国ブラジルの経済、地理なども学んで行く。日本語での自己紹介練習も行われる。
 案内に訪れたアベ・タカシ・アイレスさん(27)は、二〇〇三年に県費留学生として岩手大学で上下水処理を学んだ。「この講習会で友達ができるし、日本に行っても寂しくならない」。ともに二〇〇四年、鹿児島県で研修をしたシゲノ・カチア・マユミさん(25)と、カゴハラ・ダニエリ(26)さんは「自己紹介や、礼儀作法などが役にたった。なるべく全部講習会に参加したほうがいいです」と呼びかけている。
 二十一(土)、二十二日(日)には中沢宏一県連会長が所有するアチバイア農園でキャンプを行い、交流を深める。バスは午前八時にリベルダーデから出発。それ以外の講習会の時間は全て午後七時半から十時まで。
 問い合わせ電話は11・3361・9982(事務所)、11・8447・2430(アベさん)まで。