「ふるさと巡り」勉強会=県連が事前に〃招集〃かける

2006年1月11日(水)

 二月に開催される第二十四回ふるさと巡りに先立って、十九日午後二時から宮城県人会会館(Rua fagundes152)で「第二回学ぼう語ろう歌おう日本移民史」と題した勉強会を行う。主催は中沢宏一県連会長、南雲良治国内交流委員会委員長、網野弥太郎県連顧問、音楽家・島田正市さんら。今回は「ノロエステ地方の移民史」について宮尾進サンパウロ人文科学研究所顧問が講演をする。
 講演後は、参加者の体験談を発表。質問時間も設ける。また、さきごろ正式な楽譜と五番までの歌詞が見つかった「渡伯同胞送別の歌」を発表する。
 ブラジル日本移民百周年に向けて移民の顕彰を行うことを目的に企画された特別企画のふるさと巡り。今回は、平野運平、上塚周平が拓いた平野植民地(カフェランジア)や上塚植民地(プロミッソン)を始め、アラサツーバ、アリアンサ移住地、マット・グロッソ側鉄道の基点となったトレス・ラゴアスを巡る。
 中沢県連会長は「現時点でふるさと巡りの申し込みが前回よりもかなり多い。勉強会に参加して、移住地のことを少しでも頭に入れてからふるさと巡りをしましょう」と呼びかけている。
 問い合わせ電話は11・3277・8569(県連)まで。