グラン紅白収益贈る=救済会に=会食楽しみながら

2006年1月11日(水)

 グループ・フレンズ(島田正市名誉会長)から、憩の園(救済会左近寿一会長)への寄付金贈呈式が、十二月二十九日午後七時から静岡県人会で行われた。贈呈金額は四千五百三十八・五六レアル。同グループが主催した「第九回グラン紅白歌合戦」大会リッファ収益金と十月十二日に行われたフレンズ・カラオケ大会の出場料を集めた。
 贈呈式には関係者、歌手など約二百五十人が出席し、会食を楽しんだ。憩の園からは、上島マリーナ理事、片岡ケンジ・カルロス理事が出席し、謝辞を述べた。 
 蛯原忠男リーダーは「不景気なのか寄付金は減ってしまった」と話し「でも、これからも見ている人が楽しく、なおかつ寄付金という形で日系福祉施設に援助していけたら」と抱負を語った。
 また、同カラオケ大会には約二千人が訪れるなど大いに盛り上がったそう。入場料の代わりの食糧はコンビ約二台分が集まった。(写真は望月二郎さん提供)