「規律」も重視=硬派な武道雑誌=「ハジメ」が創刊

2006年1月12日(木)

 ブラジルに普及している武道のいまを伝える雑誌「ハジメ カミーニョ・ダ・ディスピリナ」がこのたび創刊された。
 「ハジメ」は、試合の始まりを告げる掛け声から取られた。
 第一号は二十九ページ立て。空手、合気道、古武道、柔術などを紹介する記事が充実している。変わったところでは忍術も。
 雑誌名の通り、技術とともに「規律」を重んじる印象の硬派な内容が目立つが、ユニークな写真にやりとさせられる箇所もある。
 例えば、イタペセリカ・ダ・セラ市の金閣寺が「カンフーの歴史」のカットに使用されていたり、二天武道研究所の岸川ジョージさんが首都ブラジリアのカテドラル前で型を披露しているところだ。
 三・五レアル。表紙は、リベルダーデ区ガルボン・ブエノ街の鳥居。
 詳細はウェブサイトwww.revistahajime.comまで。
 編集者はファビオ・セイイチ・チカザワさんら。電話11・5511・0294(編集部)