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花柳流金龍会が新道場=「倒れるまでやりたい」=日本舞踊一筋50年=会主ら涙で発展誓う

2006年1月21日(土)

 日本舞踊の「花柳流金龍会」がリベルダーデ区バロン・デ・イグアッペ街212に新道場を開設した。
 二十日午前、「道場開き」が行なわれ、東本願寺の浦部玄(ふかし)さん(真宗大谷派南米開教監督)が、同会の名取ら約二十人とともに発展を祈願した。
 繁華街ガルボン・ブエノ街を見渡せるビル五階の一室。心機一転を誓った会主の花柳金龍さんは一九五二年に来伯して以来、日本舞踊の普及に情熱を注いできた。
 会主はあいさつで「こちらにきて始めた頃のことを思い出している。倒れるまでやりたい」。途中で感極まって涙し、出席者がもらい泣きする場面もあった。
 集まった名取の中には、パラー州ベレンから飛行機でお祝いに駆けつけた花柳龍駒さんや、三歳から会主に稽古をつけてもらい既に五十年になるという日系三世の花柳龍伯さんの姿がみられた。
 式の後は日本料理が振舞われ、夫人が名取の花柳龍奈さんであるサンベルナルド・ド・カンポ市の南洋行市議が乾杯の音頭をとった。
 この新道場では今後二十人前後が定期的に稽古を積むことになるという。