移民100年の味は苦い!?

2006年4月18日(火)

 『1908年、遥か遠いブラジルに夢を抱いて海を渡った日本人たち。大地を切り開きながら、父から子へ、子から孫へと引き継がれた100年の思い――』
 アサヒビールグループが今月から販売をはじめた缶コーヒー『100年ブラック』。同社ホームページの紹介文だ。
 セラード地域のナカオ農園、ミヤキ農園で栽培された「『日系ブラジル農園豆』を100%使用」と、日系色を濃く打ち出している。
 開拓の苦さとかけたか、味の方は無糖のブラック。
 日本でブラジル移民をイメージした製品は珍しい。ブラジル=コーヒーの図式に「日本移民」をプラスさせた仕掛けは、シブイ。
 あと2年、08年の移民百周年に向けての宣伝効果に期待したいところ。
 詳しく知りたい人は、www.asahiinryo.co.jp/wonda/wonda_black/index2.htmlで見ることが出来る。