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木庭五段勝つ=ノロエステ王将戦大会

2006年5月5日(金)

 第四十八回ノロエステ将棋王将戦大会が、四月九日、アラサツーバ文協会館で催された。王将位に木庭元幸五段が就き、十七歳の森泉アレサンドロ三段の健闘が目立った。
 大会はノロエステ将棋連盟(松元優公会長)、アラサツーバ将棋会(舛永一郎会長)共催、アラサツーバ文協の後援だった。アラサツーバ、バウルー、バストス、プロミッソン、ペレイラ・バレット、リンス、ゴヤンベ、アリアンサから三十二人の参加があった。
 杉本三段(アラ)が司会して開会式。松元会長、舛永会長ら主催、後援団体代表のあいさつがあり、木庭審判長が競技上の注意をして対局開始。舛永会長はあいさつのなかで「大会最盛期には百数十人の参加があり賑やかだったが、近年は、今大会のように減っている。しかし、参加者がある限り、続けたい。バウルー将棋会のように若年層の愛好者を育ててもらいたい」と述べた。成績は、
 王将戦一位木庭五段(ペ・バ)、二位宮久保五段(バス)、三位内池五段(アラ)、四位舛永五段(アラ)、三段戦A一位馬生(ペ・バ)、二位奥田(プ)、三位向井(バス)、四位杉本(アラ)、三段戦B一位森泉(バウ)、二位山本(ペ・バ)、三位梶原(バウ)、四位今井(アラ)、二段・初段混合戦一位浜田(バウ)二位薮(アリ)、三位川崎(バス)、四位生方(バス)。各段戦の優勝者は昇段した。
 大会終了後、婦人部の手料理がふるまわれ、将棋談義に花が咲いた。次回大会はバウルーで行われる。

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