ホーム | 日系社会ニュース | 家族のように「母の日」祝う=奈良県人会ご馳走持ち寄って

家族のように「母の日」祝う=奈良県人会ご馳走持ち寄って

2006年6月2日(金)

 奈良県人会(今西ラウル会長)は五月二十八日、会館で「母の日」を祝う持ち寄りの昼食会を開いた。
 天気は快晴。息子、孫の世代も集まって賑やかそのもの。会場は笑みが絶えないアットホームな雰囲気に終始包まれた。
 まず今西会長が挨拶。ワダ・ミチコさんが母県からの敬老祝い金の打ち切りと、今年度の交流生の募集についての説明をした。
 「乾杯!ビーバ!」の音頭に続いて参加者たちは、テーブル一杯に並べられた寿司やカレー、煮物などの日本料理や、同会館の庭先で焼かれたシュラスコに箸を伸ばし、お手製の母の味に舌鼓を打った。
 また昼食の合間に、同県人会の青年部が、この日のために選んだプレゼントを参加者に贈った。
 「とってもボニータね!このテントウムシがいいわ」―プレゼントを受け取った「ママイ」たちは満面の笑みだ。
 「奈良県人会の精神は〃家族のような雰囲気〃です。来年からは、もっともっと若い方に参加して頂いて、是非祝賀会を続けていきたいですね」―最後にそう話した今西会長の言葉は、参加者全員の気持ちだ。

image_print