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「操体法」体験できる=新潟県人会で小橋さん指導

2006年7月1日(土)

 整体士の小橋節子さんが講師を務める「操体法」の体験講習会が、新潟県人会会館(Rua.Pandia Calogeras.153)で、毎月第一、第三火曜日の午後二時から四時まで開かれる。現在、参加者を募集中だ。
 操体法は、故橋本敬三医師が民間療法の一つである正体法を発展させ、東洋医学の要素を取り入れた健康法である。腰痛やむち打ち、膝などの関節痛といった筋骨格系の疾患に優れた効果を発揮し、特別な器具もいらずに自分で手軽に始められることから、日本では高齢者を中心に注目を集めている。
 小橋さんは「決して無理をしないで、体を楽にして行なうことが大事」と話す。やり方は簡単だ。最初に治療したい箇所で対称的な運動をし、痛みが少なく楽に動く方向に、息をゆっくりと吸いながら動く。そこで三秒じっとしてから「グニャ」と力を抜く。これを五回ほど繰り返してワンセット。それだけですぐに体の変化に気づくという。
 講習会では具体的な方法やコツを紹介する。小橋さんは「家族や友人にも操体法を広めて頂けたら嬉しい。是非気軽に参加して下さい」と呼びかけている。
 参加費は一人一回二十レアル。第一回は七月四日。問い合わせは小橋さん(電話11・3842・3189)または新潟県人会(11・3209・5116)まで。
 なお毎週水曜日の午前八時から午後五時ごろまで、同会館で小橋さんの診療を受けられる。薬草に関する相談もできる。

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