会議所、開かれたシンポ=経済動向、一般にも解説

2006年8月1日付け

 ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は、一年のブラジル経済動向を一般の人にも分かりやすく解説する「業種別部会長シンポジウム」を、三日午後二時から五時半まで、サンパウロ市のホテルクラウンプラザ(Rua Frei Caneca 1360)で開く。総務委員会(松田雅信委員長)と企画戦略委員会(宮田次郎委員長)の共催。
 今年は上半期にワールドカップが開催されたり、デジタルテレビの日本方式が採用決定されるなど、家電業界に大変動が起きている。さらに、十月の総選挙をにらんでさまざまな分野での需要アップも見込まれる。これらの最新動向や傾向を一度に知る絶好の機会になりそうだ。
 同会議所にはコンサルタント、金融、貿易、化学、機械金属、繊維、食品、電気電子、建設不動産、運輸サービス、自動車の十一部会がある。代表が十分間で、「2006年上半期の回顧と下半期の展望」と「部会個別テーマ」を説明する。パワーポイントも用意され、わかりやすく図解される。各五分間の質疑応答時間もある。
 「世界経済の関係性の中で、ブラジル経済の今後の展望が発表されます」と案内に来社した総務委員会の篠原一宇副委員長。平田藤義事務局長は、新規会員の募集もしたい意向で「これを機会に商工会議所の活動知ってほしい。是非一般の方々に参加して頂きたい」と呼びかけている。
 ポ語への同時通訳がある。無料だが、参加希望者は事前に同事務局まで申し込みを。電話(11・3287・6233)。
 シンポジウム終了後は懇親カクテルパーティーを予定。参加希望者は一人五十レアル。