返す言葉「ありがとう」=汎米教師研修=受講生があいさつ

2006年8月2日付け

 第二十一回汎米日本語教師合同研修会が、去る二十六日、九日間の日程をすべて終え、ブラジル日本語センターで終了式を行った。
 カナダから参加した酒寄幸子さんは受講生を代表して挨拶。「十日前まで全く知らなかった人との出会い。多くの人の好意によって生み出された希望や望み、人の温かさ。それに返す言葉は『ありがとう』しか浮かばなかった」と言葉にし尽くせない感謝の気持ちを述べた。
 受講生がメッセージを寄せた色紙には「一期一会」の言葉。来賓として参加した野末雅彦JICAサンパウロ支所次長は「ここで知り合った仲間とのネットワークをつなげてほしい」と受講生同士の交流継続を促した。