春を告げるアルジャ花祭り=アルジャ・アフロード=26日に開幕

ニッケイ新聞 2006年8月15日付け

 汎ヅットラ花卉生産者協会(安武誠会長)主催、アルジャ市役所、サンパウロ州農務局後援の「第十五回アルジャ・アフロード花祭り」が、八月二十六、二十七、九月二、三と七、八、九、十日の八日間、三週にわたって、アルジャ市のアフロードセンター(アルジャ市PL・ド・ブラジル通り四・五キロ)で開催される。安武会長ら祭り関係者が案内のため来社、来場を呼びかけた。
 十五回目を迎えたアルジャ花祭り。会場内のパビリョンでは今年も、十七の生産者グループによる工夫を凝らした庭が、来場者を迎える。生産者による花の直売のほか、期間中は阿波踊りやYOSAKOIソーラン、皿踊り、太鼓など様々なアトラクションを披露。三日には、ラジオ・ニッケイ主催の「ミス・プリマヴェーラ」コンテストも行われる。
 また、今年もアルジャ文化協会が日本食コーナーを出店。自慢のやきそば、うどん、天ぷらなどを販売する。
 今回は、昨年まで展示場だったところに花の即売場を設置、即売場だった部分に食コーナーが設けられる。
 案内のため来社した安武会長は「会場も新しく整備するため、青年たちが良くがんばってくれています。今年は見にくるだけでも甲斐があります。皆さん遊びに来てください」と多くの来場をよびかけている。
 期間中の開場時間は午前八時半から午後六時まで。入場料は前売り十レアル、当日十二レアル。六十歳以上と学生は半額。駐車場は六レアル。
 問い合わせは同協会(11・4655・4227または、4655・1928)まで。