狂言公演とワークショップ=USP劇場で25日から

ニッケイ新聞 2006年8月15日付け

 カンピーナス大学(Unicamp)芸術学部講師で演出家・振り付け師のアリセ・Kさんによる狂言の公演と講演、ワークショップが二十五日から、国際基金の後援によりサンパウロ大学劇場(R.Maria Antonia,294,Consolacao)で行われる。
 アリセさんは一九九一年、日本で大蔵流(山本東次郎)、和泉流(故・野村万之丞)で能・狂言を研究。九八年、国際交流基金の後援による「能・狂言」地方公演に参加し、ブラジル五州にわたってレパートリーを発表した。
 公演は二十五日から九月十七日までの金、土、日。金曜および土曜日は午後九時、日曜日は午後八時から。(八十分公演)。入場料は十五レアル(学生割引有り)
 講演は三十一日午後三時から。入場無料。
 ワークショップは九月一、二、八、九日の四日間、午後二時から午後六時まで実施。参加無料。定員は二十人で、参加希望者は二十五日までに氏名、年齢、職業、Eメールアドレス、電話番号、簡単な履歴書、ワークショップへ期待することを記入し、メールアドレス(mina@fisp.org.br)に送る。結果を二十九日、webサイト(www.fisp.org.br)で確認後、電話で確認する。
 問い合わせは、国際交流基金(11・3288・4971)まで。