アルジャ花祭りで会いましょう=コチア青年一次4回が親睦会

ニッケイ新聞 2006年8月18日付け

 二十六日に開幕するアルジャ・アフロード花祭り。この機会にあわせ、九月三日、コチア青年一次四回の親睦会が同花祭りの会場で開かれる。
 コチア青年一次四回では、七十八人が渡伯。一九五六年五月十八日、「あふりか丸で」サントス港へ到着した。渡伯五十周年の節目にあわせ、アルジャ花祭りの会場に場所を借り、親睦会を催すことになった。
 世話人の一人、坂本龍男さん(74、鳥取)によれば、ブラジルに着いた青年たちはコチア産組の施設で五日ほど研修したのち、それぞれの配耕先へ移っていった。「それっきり会っていない人もいます」と坂本さん。半世紀が過ぎ、十三人がすでに亡くなった。
 会当日は、午前十時ごろから集合。昼食をはさんで夕方五時ごろまで懇談する。現在のところ、十七人ほどの参加が決まっているそうだ。
 「皆第一線を退いて時間もできたと思います。当日は、亡くなった仲間に追悼の意を表わしたい。今回の会がうまくいけば、来年以降も続けていきたいと考えています」と坂本さんは語り、来場を呼びかけている。
 問い合わせは世話人まで。電話11・6456・2865(坂本)または11・4727・4931(小牟田)。