「インカの療法」講演会=ソロカバのジニさん、実技も

2006年9月27日付け

 先住民のインカ部族の療法に関する講演会と実技の会が、二十九日午後三時から、広島文化センター(タマンダレー街800)で行われる。参加無料。講演者は、ソロカバ市のプラスチック加工工場主のフェルナンド・ジニ・ネットさん。
 ジニさんが加療するのは糖尿病、高血圧、うつ、麻薬中毒など。薬草と木材の火箸が用いられ、血液の循環を正常にするのが加療の主眼だという。
 講演会聴講をすすめているのは、現在、羽藤ジョージサンパウロ州州議候補の秘書・宮原ジョージさん。最近、自身がソロカバでジニさんの治療を受け、300近くあった血糖値がいま95~140ほどで安定しているという。二十五日午後「信じられないという人も、無料なので、試しに聴講を」と述べた。ジニさんはインカの末裔でない。末裔から療法を習ったのだという。