首都=まきえさんの100歳祝う=総理大臣から記念品

2006年9月30日付け

 【ブラジリア支局】去る二十二日、首都ブラジリアのヌクレオ・バンデイランテ地区に在住の江崎まきえさん(岐阜県岐阜市出身、明治三十九年十月四日生)へ、百歳を記念し、小泉純一郎総理大臣(当時)よりの記念品授与が行われた。山口英一臨時代理大使及び鎌倉由明領事が伝達した。
 記念品授与にはブラジル中西部日伯協会連合会の秋本満敏会長、林繁副会長やバージン・ボニータ地区会長の川村氏ら、それに親戚、家族の顔もみられ、賑やかにまきえさんの長寿とこの日を祝った。
 まきえさんは昭和四年(一九二九年)十二月十一日に博多丸でサントス着、モジアナ線ペデレグーリョ、カザブランカ耕地に入植、その後、紆余曲折を経て、六五年頃に新天地を求めブラジリアに移り住み現在に至る。
 百歳の現在でも、ちょっと耳が遠いというだけでいたって健康。健康法でもあるかと訊ねてみると、一日中体を動かしているそうで、また、針仕事も好きで指もいつも動かしているだ。