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「絵手紙」の筆の使い方を=習ってみませんか?

2006年10月7日付け

 現代美術家協会に所属する画家の小林美恵さん(神奈川県在住)が来伯、十日から十一月二十八日までの毎週火曜日、午前九時半から十一時半まで石川県人会館(Rua Tomas Garvalhal.184, Paraiso)で「絵手紙教室」を開く。
 絵手紙とは、和紙製の葉書に筆や筆ペン、竹ペンなどを使って季節の花や果物を自由に描き、日常感じた思いや伝えたい気持ちを添えるもの。絵手紙の特徴は「墨を和紙ににじませることだ」という。教室では筆の使い方から勉強する。
 二〇〇〇年からほぼ毎年来伯している小林さん。〇二年に来伯した際「絵手紙ってなに?」と友人から質問を受けたことをきっかけに翌年から絵手紙の道具を持参して開講した。
 今年で三回目。着々と生徒も増え、現在では、小林さんの日本の生徒とブラジルの生徒で絵手紙を交換する交流事業も行われている。「ブラジルの花やポルトガル語などが描かれている作品は日本では大好評。絵手紙を通して日本とブラジルの交流ができれば」。
 小林さんは「手紙とは違って気楽に出せることが絵手紙の魅力。習わなくても見学だけでも構いません」と参加を呼びかけている。
 問い合わせはオリエンタル・プラザ・ホテル(11・3208・7466)小林まで。
 受講料は一回十五レアル。受講希望者は可能であれば水彩絵の具や筆、鉛筆、色鉛筆、クレヨンなどを持参すること。(画材の絵はがき(白地)、墨汁などは小林さんが用意する)

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