楽しみながら健康に=24日に健康体操セミナー

2007年1月9日付け

 ナツメロやよく知られる歌謡曲に合わせて踊る健康表現体操のセミナーが一月二十四日に開かれる。ブラジル健康体操協会の川添博事務局長と中野ナポレオン相談役が案内のため来社した。
 同セミナーは、全日本健康音楽研究会とブラジル健康体操協会(全健音研究会ブラジル支部、川添敏江会長)が共催。当日は午前九時半から静岡県人会会館(Rua Vergueiro,193)で、午後二時からはサンベルナルド・ド・カンポ市のみずほ文化協会(Estrada da Cooperativa,Altura,700)で行われる。
 同研究会は一九九二年に発足。静岡大学名誉教授で、全日本健康音楽研究会の斉藤千代子会長が「高齢者が生きがいを持って生活できるように」と運動学の基本に則ってそれぞれの歌に合わせて振付けを創作した。支部は、日本国内に十二を数えハワイ、韓国、オーストラリアにもある。
 「昔の懐かしい童謡や歌謡曲にあわせて手軽に簡単に、そして楽しみながらやれる」と川添さん。体操は、約三百五十曲のレパートリーがあり、転倒予防や痴呆防止を目的に創作されたものや、関節の運動、表現体操、エアロビクス、刺激運動と歌によって効果は様々という。
 今回は日本から斎藤会長と豊田英二理事長、本部指導講師の松本葉子講師が来伯。当日は斎藤会長が「美しく生きるために」(体・心+表現する美しさ)と題した講義をするほか、松本講師が「心・体・頭の三位一体の健康作り体操」の実技指導を行う予定。
 また、リベロンピーレス文化協会とCBA(リベルダーデ)みずほ文化協会、ビリチーバ、静岡県人会のグループによるデモンストレーションも行われる。
 セミナーは入場無料。なお二十三日午後一時から佐賀県人会(Rua Pandia Calogeras, 108)で、指導者講座受講者対象の指導者適正審査が行われる。
 問い合わせは、電話11・4828・3611(川添会長)か11・3208・0004(市田副会長)まで。