東西南北

2007年1月13日付け

 ブラジル民主社会党(PSDB)議会リーダー、ジュタイ下議は十一日、下院議長選挙で同党がシナグリア下議(労働者党=PT)を支持すると発表した。自党のロドリゲス下議を副議長とすること、セーラサンパウロ州知事による州議会議長選出を妨害しないことなどが交換条件。カルドーゾ元大統領とアウキミン元サンパウロ州知事は今回の発表に反対の立場を示した。
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 大サンパウロ市圏イタペセリカ・ダ・セーラ市で十一日朝、銃の不法所持の罪に問われた被告四人が、裁判所の拘置室から逃走した。拘置室の檻が切断されており、そこから脱け出した被告らは監視していた女性警備員の拳銃を奪い、さらにもう一人の警備員を脅して二階の窓から木を伝って降り、しげみに逃げ込んだ。被告の一人は審理を受けるとして逃走しなかった。
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 ベロ・オリゾンテ市で七日、四歳の女児が同年齢の男児の頭に石を投げつけた後、軍警にパトカーで警察署に連行され、三時間も拘束された。男児の母親が大人の投げた石が当たったと思い、現場を通りがかったパトカーに通報。女児が投げたのは自分だと認めて謝り、父親が断ったにもかかわらず、警官らは二人を署に連行した。男児は軽いけが。軍警の上司は対応が不適切だったことを認めた。
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 新生教会の創立者である牧師夫妻の裁判は、ブラジル弁護士協会(OAB)のルイス・B・ドゥルス会長が弁護に当たるらしい。弁護士は十一日、国内で出した逮捕状に対し人身保護令の適用を申請した。告発の資金違法移転は連邦裁の管轄であり、牧師は初犯で国内に不動産を有し聖職を勤めているので、州高等裁の逮捕状は無効という。