『ブンバ!』28号発売

2007年1月18日付け

 自然と文化の情報誌『ブンバ!』二十八号がこのほど、発売された。巻頭特集は「どこまで理解されているのか!? 日本文学」。ポ語になった日本文学をテーマに、ブラジルのプロの翻訳家が語る日伯間の文化や価値観の違いを紹介している。
 「垣間見たファベーラの日常、モンチアズール」では、サンパウロ市近郊に広がるファベーラでボランティア活動をした安藤将さんが、自身の体験記を交えて、ブラジル社会の一端を紹介。
 また、高度四千メートルのアンデス山脈にある空中都市、マチュピチュの旅行記ほか、移民の知恵を紹介するコーナー、「Tia まゆみの台所」ではブラジルでの漬物の歴史や作り方が載せられているなど、今回も多彩な情報で盛りだくさんだ。
 全五十九頁でカラー、八・五〇レアル。お求めはリベルダーデ区の日系書店やバンカ、編集部(電話11・3141・3031 bumba@nethall.com.br)まで。