伯経済今年の展望は=23日、業種別シンポジウム=商議所

2007年2月20日付け

 ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は二十三日午後二時から五時半まで、ホテル・ソフィテル(Rua.Sena Madureira-1355)で、業種別部会長シンポジウムを開催する。
 今回の共通テーマはブラジル経済の「二〇〇六年の回顧、二〇〇七年の展望」。個別的には昨年の選挙で再選を果たしたルーラ大統領の政策・方針による影響や課題が報告される。
 発表される業種は、コンサルタント、金融、貿易、化学、機械金属、繊維、食品、電気電子、建設不動産、運輸サービス、自動車の十一種。各十分の発表後、五分の質疑・応答時間。発表はパワーポイントが用いられ、わかりやすく報告される。最後に丸橋次郎首席領事の講評がある。
 松田雅信総務委員会委員長、宮田次郎企画戦略委員長、篠原一宇ブラジル・パナソニック社副社長、平田藤義事務局長が案内に来社。松田委員長によれば、昨年、ワールド・カップによる需要増大を見込んだ各業種の在庫整理は現在、全体的に落ち着いた。その上で「ブラジル経済はプラスの方向にある」とした。
 案内に来社した関係者は「開かれた会議所を目指している。ぜひ一般の人にも気楽な気持ちで会場に来て頂きたい」と話している。
 問い合わせは会議所事務局(11・3287・6233、テイコ)まで。