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2007年2月27日付け

 全伯の大学受験生の学力を測るENEMで昨年、サンパウロ市内で十四位の成績をおさめた赤間学院。生徒には有名大学への進学者も多く、伝統的に数学に強いことで有名だ。こんな赤間学院、赤間エウザ学院長によれば、同校で物理を教える優秀な物理教師が以前、「他の学校から二倍の給料で勧誘された」ことがあったそうだ。しかし、同教師は他の学校に移ったら「物理よりも先に基礎的な数学を教えなくてはいけなくなる」と言って断ったとか。教師にとってはお金に代えられない魅力ある学校と言えそうだ。
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 日本のコンビニエンスストア「セブン・イレブン」などで銀行のATMサービスを行うセブン銀行がこのほど、ブラジル銀行と提携した。今年四月二十八日から日本国内の同行ATMで、ブラジル銀行のキャッシュカードによる「預入れ」「引出し」「残高照会」のサービスが利用可能になる。セブン銀行のATMは国内三十二都道府県に約一万二千台。各地で暮らす在日ブラジル人にとっては朗報か。
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 夫婦で二年以上旅の空の下にある宮川さん夫妻。聞けば近頃、夫婦で世界旅行をしている人たちに会う機会が多いという。「アジアでは三組だった」のに、南米に入って一月でもう十組、世界一周の飛行機チケットで旅する若者も多いという。二人はまた、できるだけ現地の言葉でコミュニケーションをと、どの国でもまず「こんにちは」「ありがとう」「おいしい」の三つの単語は覚えるそう。