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ショーロの熊本さん=FECAPで公演中

2007年3月3日付け

 リオ在住のフルート奏者の熊本尚美さん(兵庫県出身)が活動する『カウデレッタ・カリオーカ~caldereta carioca』が来聖、四日まで、TEATRO―FECAP(リベルダーデ街五三二番)で公演している。当日は、ショーロの名曲、『Escovado』『Carioca』『Flor do abacate』『Apanhei-te, cavaquinho』含め、計十三曲、一時間半の公演が行われる。
 熊本さんはブラジル音楽ショーロに魅入られた日本人女性。
 中学時代にフルートに出会い、その後、音楽で大阪教育大学に進学。卒業後は、クラシック音楽のオーケストラでフルート奏者として活躍するなど、音楽家として活動してきた。
 フルート演奏者としてオーケストラでショーロを弾いていた熊本さん。
 人生で一度でいいから生で聞いてみたかった――。
 願いが叶い、生演奏を聴くチャンスが巡ってきたのは〇〇年に来日していたショーロ界の有名音楽家、マウリシオ・カリーニョさんの公演だった。
 東京、岐阜、名古屋、宮城公演の中で熊本さんが選んだのは、宮城県。
 当時、神戸に住みながらもわざわざ宮城まで向かった理由を、「白石(宮城県)での公演に限っては〃手作り〃という感じだったから、もしかしたら演奏者とコンタクトが取れるかと思って」と熊本さん。
 当日は、希望が叶った上に、ローダ・デ・ショーロ(輪になっての演奏)に参加することに。以来、日伯間を往復しながら、日本でショーロ普及活動を行ってきた。
 「このメンバーとショーロをしたい」と、〇四年にリオに住むことを決心した。
 熊本さんが、同メンバーの演奏に加わったのは〇六年から。今年の二月には、サン・ペ―ドロ市で「フェスチヴァル・ナショナル・デ・ショーロ」を開催した。
 公演にあたり、熊本さんは「今回はリオのショーロを是非サンパウロの方々にも見てもらいたい」と来場を呼びかけている。
 詳細は、(http://www.fecap.br)。チケット購入は、(11・3089・6999)まで。