在外ブラジル人に向け=特別住宅融資を設置=CEF

2007年3月3日付け

 「モニトール・メルカンチル・ジジタル」のサイトによれば、連邦貯蓄金庫(CEF)は、今後「特別住宅融資」枠を設ける予定であると発表した。今年中には、海外からもブラジルの土地の購入できるようになるようだ。
 日本や、アメリカ、ヨーロッパなどで移住しているブラジル人の中には、その土地での永久または長期の滞在を希望せず、ブラジルへの帰国を希望する人が大多数。「特別住宅融資」枠が設置されることで、海外在住者でもブラジルの土地に限って購入が可能となる。
 「二百五十万人以上の市場規模を見据えている」と話すのは、国際貿易担当のフラビオ・ペトロ氏。同氏は、「短期間で支払う場合は、その分貸付金も得になる」と説明するとともに、「利子も融資に応じる」と述べている。
 調査では、住宅ローンの決算の期間が二十年から五年に短縮される確立が高いことが挙げられている。
 CEFではまた、リオで開催される「パン・アメリカン」への参加者のためにも、七月中に海外からの送金の為替業務を実施する予定。