「日本語教員」の実習=玉川大学学生、松柏で

2007年3月21日付け

 玉川大学から、将来「日本語教員」を目指す二人の学生が来伯、松柏・大志万学院で、ほほ一カ月実習した。玉川学園と松柏・大志万のパートナースクール提携による研修で、一昨年から連続三年目。来る七月には松柏側から教員が玉川に行く。
 二人は北琢磨さん(21、文学部リベラルアーツ学科三年)と北川真希さん(21、文学部国際言語文化学科三年)。去る二月二十六日着伯、松柏の教室で松柏の教員のアシスタントをしながら、週末は独自に生徒たちと接してきた。
 十六日午後、北さんは松柏・大志万のこどもたちについて「フレンドリーで温かい。ポ語を教えてくれるなど、かわいらしかった」とニコニコ顔だった。
 二人共「将来、外国人に日本語と日本文化を教える専門家になる」といっているが、職場などについてはまだわからないと語った。ブラジルに来る前に日本を訪ねて来る外国人に日本語を教えたりしており、着々と経験を積み重ねている。