有権会員数は1523人=文協=評議員選管委=30日までの投票を呼びかけ=28日まで再発行受け付けも

2007年3月22日付け

 三十日までの投票を―。ブラジル日本文化福祉協会の評議員選挙管理委員会は二十一日午後、記者会見を開き、二十日夜に行われた第二回会合(十三委員が出席)について、山内淳委員長、大原毅評議員会長、中島エドワルド剛事務局長が説明した。
 山内委員長はまず、委員会のメンバーだった上原幸啓会長が辞表を出したことを報告。理事会選挙に出馬すると見られている上原氏は、「疑惑の目を持たれてはいけない」(山内委員長談)ことを辞職の理由としているという。
 続いて、数人の会員から、投票用紙の未配達、破棄などの理由で再発行の要請があることを説明、「宛先不明で戻ってきているものもある。二十八日まで再発行を受け付ける」ことを確認した。
 当日の受け付けは、駐車場からの入り口で行い、投票は体育館、総会は小講堂で行うとしている。
 中島事務局長によれば、総会の場で開封された投票用紙は展示室で、一人が候補者番号を読み上げ、もう一人がコンピューターへの打ち込み作業を担当、それを選挙管理委員が監視するという三人体制で集計する。このグループを十六から二十ほど組織する必要があり、ボランティアの募集も行っている。
 その集計経過は小講堂に用意されるスクリーンで随時発表、「午後六時までには結果がでるのでは」(中島事務局長)としている。
 山内委員長は、三十一日の選挙当日の投票は、開票の迅速化を理由に総会が開会する午前九時から十一時までとし、「できれば前日までに郵送、事務局での投票をお願いしたい」と早期投票を呼びかけている。
 選管委メンバーは次の通り。委員長=山内淳、副委員長=杉尾憲一郎(第一)、押切フラヴィオ(第二)、書記=ミナミ・イサオ、カタヤマ・ジュンゾウ(第一副)、伝田英二(第二副)、原沢和夫、岩崎秀雄、花田ネルソン、小松ロッケ、栗原タケシ、栗田クラウジオ、清水カルロス、宮城滋、豊田豊、仁尾帯刀、原長戸、タカハシ・ノブオ、山内カズコ、清水ルシア、中村ネルソン。(敬称略)