東西南北

2007年3月23日付け

 恒例の議員サッカーが行われた。試合後は、デウガード下議(ブラジル社会党=PSB)差し入れの超極上カシャッサで一同乾杯。航空管制CPI設置で荒れた翌日、コウチニョ下議(ブラジル民主社会党=PSDB)が「悪いのは、デウガードのカシャッサだ」と抗議。デウガード下議「こんにちは皆さん。カシャッサの代わりにカモミーラのお茶をご馳走します」。
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 元大統領のコーロル上議(ブラジル労働党=PTB)が二十一日、ほぼ十五年ぶりに大統領執務室を訪れた。ルーラ大統領がPTB上議全員を招待したため。二人は激しく争った大統領選挙(八九年)など過去を水に流した様子で、執務室の家具についてなど、二時間にわたって歓談した。
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 サンパウロ州サンジョゼ・ド・リオ・プレット市で二十一日早朝、事務所に忍び込んだ泥棒がシュラスコをしていたところ、隣家に住む持ち主がにおいを不審に思い通報、警察に逮捕された。
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 二十一日、サンパウロ市からサンパウロ州サンジョゼ・ド・リオ・プレット市に飛行中の小型ジェット機が着陸直前にハゲタカと衝突、胴体右前方部分に穴があいた。同機にはサンパウロ州検察局長官を含む州政府高官三人と操縦士二人が乗っていたが、無事。高官らは森林伐採対策を発表する目的でプレット市に向かっていた。
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 ゴイアス州ポランガトゥ市の女性(33)が、美容院でストレートパーマをかけた二日後の十九日朝、気分を悪くし、病院に行く途中で死亡した。パーマの際に使われた溶液でアレルギー反応を起こした疑い。警察は溶液を検査中で、毒とみなせる成分があれば、使った人物を過失致死罪で送検する考え。