今年も虚子忌俳句大会=リ・ピーレス市「俳句の日」に

2007年3月24日付け

 現在ブラジル国内の句会では最大規模の第十五回リベイロン・ピーレス全伯虚子忌俳句大会が、同市制定の「俳句の日」、四月二十一日午前十時から、同地日伯文化協会会館(ルア・プリメイロ・デ・マイオ56番)で開催される。現在、参加者の申し込みを受け付けている。毎年、市がイベント成功に向け肩入れしており、市内にある虚子の三日月の句碑に敬意をはらうなど、独特の雰囲気が醸し出される「俳句の祭典」だ。
 五句投句で、今年の兼題は「秋晴」「霧」「アバカッテ」「月」「虚子忌」。今回はアメリカ人の俳句研究者を選者の一人に迎えるという。
 案内に来社した村木アントニオ文協会長(市議)、栢野桂山選者、中野秀敏大会実行委員長、中馬淳一さんは、「ぜひ参加ください」と呼びかけた。
 参加費は昼食、飲み物付きで二十五レアル。当日午前七時半にサンパウロ市のリベルダーデ広場より、会場行きのバスが二台出る。申し込み=直接会場に向かう人は、西川あけみさん(4827・0164、午後六時以降)、沢田みちさん(4827・0226)まで。バスを利用する人は星野瞳さん(2276・4019)、富重久子さん(3064・9426)、栢野桂山さん(5084・3814)、坂本美代子さん(3209・9254)まで。