全部の味を楽しんで=今年も3県屋台まつり

2007年3月27日付け

 愛知、和歌山、大分三県人会の共催による「屋台まつり」が四月一日、サンパウロ市の愛知県人会館(Rua Santa Luiza,74)で開かれる。昨年は約五百人が訪れるにぎわいを見せた同イベント。八回目の今年も、各県それぞれの「郷土の味」が用意される。
 和歌山からは、県連フェスティバルで約四千食を売り上げた「関西風お好み焼き」。日本から取り寄せた桜海老が味の秘訣だ。
 大分からは、こちらもフェスティバルでおなじみの「トリ飯」と「ダンゴ汁」。ダンゴ汁の生地にはパラグアイ・イグアス移住地産の小麦粉を使うという。
 昨年は味噌串カツが好評だった愛知。今年は、昨年購入した餅つき機で作った白餅、ぜんざいのほか、うどん、テンプラなどを準備する。
 いずれの食事も四~五レアル程度で販売予定。なお白餅(一袋約五百グラムで五レアル)は準備の都合があるため、購入希望者は三月二十九日までに事務局(11・5041・7567)に申し込みが必要。
 愛知の伊藤アンテノール会長、伊藤美和子婦人部長、和歌山の木原好規会長、大分の伊東信比古理事が案内のため来社。「全部の料理を味わってください」と来場を呼びかけた。