ホーム | 日系社会ニュース | 「出会いの大切さ学んだ」=修養団=宮原、ヴィダル両氏が訪日

「出会いの大切さ学んだ」=修養団=宮原、ヴィダル両氏が訪日

2007年4月13日付け

 ブラジル修養団連合会(桜井仁会長)のヴィダル・マルコ・アウレリオ副会長と宮原ジョルジ渉外担当理事は二月七日から二十五日まで訪日、修養団のセミナーなど関係行事に参加した。先月三十日に桜井会長、蓮沼芙美雄さんとともに来社、感想を述べた。
 七一年に創立されたブラジル修養団は海外唯一の支部。〇五年十一月に東京・明治神宮会館で行われた修養団創立百周年記念大会には、十二人が参加している。
 宮原、ヴィダルの両氏は、指導者研修やシンポジウムなどに十五日間参加、「出会いを大切にした人間関係を通した社会作りなどを学んだ」と成果を話し、「人間愛を大事にした、この素晴らしい教えをブラジルでも伝えていきたい」と力を込めた。研修中、二人は、『ブラジルと日本の比較』と題し、講演も行っている。
 学校の教師であるヴィダルさんは、「愛と汗の心を育む『愛汗精神』で社会にために尽くすという精神を学校で子供たちにも伝えたい」と笑顔を見せた。
 同修養団は、七七年から講習会を行っており、今年はモジ、スザノ、マリンガ、アサイ、マウア・ダ・セーラ、サント・アマーロの六カ所で開催する。
 桜井会長は、「興味のある人に連絡してもらえれば説明会などの開催も考えている」と話している。
 連絡先は修養団(11・3208・4897=桜井、3813・7976=蓮沼、3106・2070=宮原、6852・2049=ヴィダル)まで。

image_print