「海を渡って百周年」=公式曲の振付け決定=京藤間学校の踊りに栄冠

2007年5月4日付け

 ブラジル日本文化福祉協会の記念講堂で去る十四日、百周年記念協会の芸能委員会(岩水綱委員長)は、サンパウロ市百年祭の当日に踊られる公式曲「海を渡って百周年」(立花光江作詞、島田正市作曲)の振り付けを決める選考会を行い、京藤間舞踊学校の踊りが選ばれた。
 「夢を追い海を渡って 緑の大地ブラジルに」で始まるこの曲は、先ごろ公式に決定されたばかり。
 まず全七チームが振り付けを披露し、その後、専門家による選考会が行われた。蛯原忠男コーディネーターから発表があり、「来年六月二十一日には、この踊りで二千~三千人がサンバ会場を行進します」と宣言した。
 すでにアラサツーバやカンポ・グランデからも振り付け指導の依頼が来ており、来年本番まで各関係団体が手分けして指導していく予定だという。