2007年5月12日付け
ブラジル日本文化福祉協会(上原幸啓理事長)は十一日午後四時から記者会見を行い、新理事十五人の発表を行った。「しんせいきのかい」から三人が理事に入るなど融和のポーズを示した人事となったが、理事会二十五人中、一世は六人のみとなった。
新執行部から「しんせいきのかい」に三人の〃入閣要請〃があり、推薦されたのが小森廣、高橋一水、諸川有朋三氏。「―かい」のシャッパからは一人のみ(諸川第五副会長候補)しか入らなかった。もう一人、「―かい」の栗田クラウジオ氏も青年委員会の委員長に就任する。小川彰夫氏のシャッパからは一人も入らなかった。
最も若いのは小林ビクトル氏の二十九歳、嶋尾ジョルジ氏の三十一歳など。
委員会の人事は十六日に決定される予定。文協五十周年委員会など役目をほぼ終えている会がある一方、地方団体との緊密な関係を促進する委員会を創設する案があり、三十二委員会になる見込みと発表された。
事実上、この人事選考の中心を任じた渡部和夫評議員会長は「小川彰夫さんにも話をし、この結果になった。今後は文協顧問、高等審議会などのメンバーに他のシャッパの人に入ってもらいたい、みんなで取り組む体制にしたい」と語った。上原会長も会見に同席した。