東西南北

2007年5月18日付け

 下院予算委員会で予算基本法の上程者レオン下議(進歩党=PP)が、ベルナルド予算管理相に条文の一部を朗読した。
べ「そこだけを、読み落としていました」
レ「それでは、目的を達する秘訣を教えよう」
べ「そうしたら、銭袋のヒモを固く絞めます」
レ「イヤ、そうじゃないんだヨ。絞めすぎて一滴もアレが出ないんだヨ」
     ◎
 選挙高裁に提出された労働者党(PT)の昨年度会計報告から、同党への寄付金が四三二三万レアルに上ったことが判明。寄付は請負会社(一二四七万)、銀行(八八〇万)、金属・機械製造会社(四三〇万)などから。寄付金のうち一六二万レアルは大統領選挙、一九〇〇万レアルは他の選挙に回された。
     ◎
 架空の外資系銀行頭取を名乗り、偽の有価証券と引き換えに企業家や農場主らから一〇〇万レアル以上をだましとっていた男(58)が十六日午後、サンパウロ市内のシリオ・リバネス病院で逮捕された。被害は国内最大とみられる。数年前から捜査を続けていた警察は現在、共犯者の行方を追っている。
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 ビンゴ店の従業員約一万二〇〇〇人が十六日早朝、国会前広場に集結し、営業の合法化を訴えた。キナリア下院議長は二十二日にPT幹部と会合を開き、ビンゴ規制法案について検討すると約束。宝くじのように、連邦貯蓄銀行が運営を管理する案も浮上している。
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 今年に入り、サンパウロ市の高級住宅地区、ジャルジン区(パウリスタ、アメリカ、ヨーロッパなど)で強盗、盗難事件が三十七件と多発。事件の八割が午前五時から午前八時までに発生、復讐や被害内容の報告を厭い、被害者の多くは警察に被害届を出さないという。