■百周年協会人事■=祭典委員長は重田氏に=財務委員長に高橋氏就任

2007年6月14日付け

 田中洋典氏が辞表を提出して以来、長らく空席のままだった百周年記念協会の祭典委員長に、重田エウゾ氏が就任したことが、十二日の記者会見で明らかにされた。五日の同執行委員会で決定された。
 同じく祭典前後にサンパウロ市アニャンビー会場で行われる「日本週間」の責任者にも、高橋ジョー氏(国際交流基金職員)が就任する。日本文化に造詣が深く、イベントの経験が豊富なことから選ばれた。
 さらに、百周年の免税口座団体「日伯社会文化統合機関」の理事長と、同記念協会の財務委員長を兼任していた中矢レナート氏が理事長専任となり、財務委員長には新しく高橋ヒロシ氏が就任した。
 これは「資金を集める団体の長と、使う組織の長が同一人物では会計の透明性が保てない」との会計専門家のアドバイスによるもの。人事は決定済みで、現在、書類の手続きを進めている。