99周年、慰霊法要=アセル、高齢者ら焼香

2007年6月26日付け

 【ロンドリーナ】アセル(ロンドリーナ文協)主催による移民九十九周年記念開拓先没者慰霊法要(仏式)が、十日午前十時から、アセル・カンペストレで行われた。中山哲弥ロンドリーナ西本願寺主管が導師をつとめ、読経した。
 アセルの高齢者の集いのメンバーを中心に熟年世代が多数参加、先駆者の霊に黙祷、焼香した。
 平間靖旺評議会委員長は「先人たちは子弟の教育に尽力した。それがあって今日の日系社会の繁栄がある。深い尊敬と感謝の意を表したい」と追悼の辞を述べた。高齢者たちは、いい法要だ、元気でいる限り毎年参列したい、と喜びを表にしていた。(中川芳則通信員)