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2007年6月30日付け

 約四百万人もいる在外ブラジル人に対して、伯労働省は「国外就労マニュアル」(二十六頁)の発行を企画し、サイト(http://www.mte.gov.br/trab_estrang/consulta_publica.asp)に公開して七月十九日まで意見を求めている。二十頁には日本でのブラジル人学校の公認校など子弟教育の情報も。外務省だけでなく、いよいよ労働省もデカセギ対策に本腰をいれたようだ。
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 今回の県連代表者会議には総領事館の領事も出席。来月行われる参院選の公館投票をPRした。このたびの在外選挙の有権者は、同館管内で一万二千六百三十六人いるという。世界最大の登録者数を抱えるブラジル。その結果には関係者も注目しているだろう。サンパウロの公館投票の期間は、まさにフェスティバル追い込みの時期だが、ぜひ足を運んでほしいものだ。
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 日本相撲協会は二十二日、七月に行われる名古屋場所の番付を発表した。先場所そろって勝ち越した三段目のブラジル出身三力士は、孝東(玉ノ井)が西二十八枚目から西三枚目へ、魁ノ浜(友綱)が西五十枚目から東三十四枚目へ、同じ友綱部屋で先場所六勝一敗の魁聖は一挙に西十八枚目へと、それぞれ上昇した。