イタクアケセツーバ=新築の市立体育館で=相撲「全伯」と「南米」選手権大会

2007年7月7日付け

 第四十六回ブラジル相撲選手権大会、第十二回南米相撲大会、第十回南米女子相撲大会が、二十一日、二十二日の両日、午前八時から、イタクアケセツーバに新築された市立ナカハラダ(中原田)スミヨシ体育館(Rua Santa Rita de Cassia, 151 Vila Japao-Itaquaquecetuba)で開催される。ブラジル相撲連盟の篭原功会長、赤木正敏前会長、岡本要一元会長、木本忠昭副会長、里見セルソ監査役が、案内のため来社した。
 国内ではパラナやリオ・グランデ・ド・スルから、海外ではパラグアイ、アルゼンチンからも選手が集って、約五百人近い力士らが勝敗を競う同大会。全伯大会は、タイで行われるジュニア世界大会と世界選手権大会の国内選考を兼ねている。
 男女それぞれ軽量、中量、重量、無差別の階級があり、初日に予選が、二日目に四位以上での決勝戦が行われる。昼食の用意もあるという。
 「今回の大会の目玉は、この新しい体育館にあります」と篭原会長。昨年十二月に開館し、全伯大会の四十六年の歴史のなかで、セントラルでの開催は今回が初めてとなる。
 「世界大会への選考なので、力が入りますよ」と岡元元会長は話し、多くの人の来場をよびかけた。