デカセギ向けに=日語セ=始める=日本語速成講座を

2007年7月7日付け

 【既報】ブラジル日本語センター(谷広海理事長)は、デカセギ向け短期日本語講座「速成塾」の開講式を十二日午後三時から、ニッケイパラセホテルの十三階で開催する。講師研修を受講した日本語教師や、総領事館関係者、旅行会社関係者を招き、速成塾の内容の説明などが行われる。
 在日ブラジル人の数が、三十万人を超えた現在、日本語能力が滞日ビザ延長の必須事項にされ得るという動きもあるなかで、最低限の日本語を身につけて訪日してもらおうと、速成塾が立ち上げられた。
 独自の指導法、教案、教科書や副教材を開発し、三カ月、六十時間の授業で実践的な日本語や日本の習慣を学ぶ。
 丹羽義和同センター事務局長は「できるだけ多くの人に知ってもらいたい。興味のある人はお越しください」と参加を呼びかけている。