コラム オーリャ!

2007年7月14日付け

 晴天に恵まれた、先週末の「サンパウロ宮城仙台七夕まつり」は、十五万人ともいわれる人出、盛況のうちに幕を閉じた。会場のリベルダーデ広場、ガルボン・ブエノ街は、二日間とも混雑し歩くのもやっとだった。
 今回は、主催者、協賛者が開催前にモメて、どうなるかと思ったが、なんとか話し合いでコトがすすみ、有終の美だけは飾ることができた。関係者はほっとしているだろう。
 さて、来年は移民百周年という大イベントの年。どの団体にも行事を盛大にするという意気込みが感じられる。
 七夕まつりは、やはり、来場者に七夕の意味をよく知ってもらい、いい雰囲気を楽しんでもらうのが一番大事。
 飾りが美しいのに、人の関係がそうでないのは、七夕祭りの一方の主役である牽牛・織姫たちに申し訳ない。(栗)