掘り出し物もあった=4団体合同のバザー

2007年7月21日付け

 九月の老人週間を前に、今回はじめて「日系団体合同バザー」が、十三日午前九時から、援協総合診療所前(文協ビル)で行われた。
 サンパウロ日伯援護協会、救済会、ブラジル日系老人クラブ連合会、日伯高齢者研究グループが共催団体。後援はブラジル日本文化福祉協会。各団体の役員ら約三人がボランティアで活動していた。
 午前九時開会と同時に買い物客が混雑した。各団体から新品の雑貨および、家庭用品、着物などが持ち寄られ、中にはタイプライターもあり、十五レアルで売られた。主に冬物古着が多く山積みになって、来場した客は下から漁るように選んでいた。
 来場した谷美智子さんは「とても安く、掘り出し物を見つけていい買い物ができた」と満足した様子。
 八巻和枝援協福祉部部長は「今回のバザーは五月から準備していた。合同で開催し、客も来やすいし、移動の面倒もなくて良い」と話した。今回の収益金は「老人週間」の運営費などにあてられる。