東西南北

2007年8月3日付け

 米国からブラック・ボックス報告書が送付された。法相の娘ルシアナ・ジェンロ下議(自由社会党=PSOL)が、通訳に指名されていった。
ル「英語が解せない皆さんは、ET(宇宙人)です。航空トラブルCPI(議会調査委員会)は、道化者CPIだと空軍が冷笑しています。海外報告は国際語で録音されていますから、皆さん登院するときは必ず英伯辞典を持ってきて下さい」
下議らはルシアナ下議にアレすると激怒した。
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 ルーラ大統領は一日、中央電力公社総裁の任命を皮切りに公社・公団の人事に着手した。ブラジル民主運動党はじめ連立与党は、州と市の小切手税(CPMF)と政府経費自由枠(DRU)の分離承認を圧力にポストの争奪戦を開始。主な標的はエレトロブラスやペトロブラス、全国の港湾管理局など。
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 サンパウロ州グアルジャー市で三十日早朝、麻薬密売人を追っていた警官らが老夫婦の家にドアを破って突然押し入り、一時間余り家の中を捜索。麻薬が見つからず警官らが引き揚げた数分後、ショックを受けた年金生活者の女性(76)が脳出血を起こして死亡。
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 サンパウロ州ヴァルゼア・パウリスタ市で運転免許証の不正交付が広く行われていたことが、警察と検察庁の捜査で発覚した。人口一一万人の同市では昨年七月一日から十五日までの間に一万枚を超える免許証が交付されたが、これは免許を取得できる十八歳以上の人口の三倍を超える数字。中には右腕のない男性に自動二輪免許が交付されたケースも。近隣の市の自動車学校でも筆記と実技試験を受けていないのに免許証が交付されていた。